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栃木市・巴波川の鯉のぼり [栃木市(近郊)の些事・話題]

以下、情報を共有いたします。

2020.4.3(金曜日)
栃木市蔵の街観光スポット、巴波川に例年の鯉のぼりの飾り付けが行われた。
しかし、栃木市民の間では鯉のぼりについて否定的な意見が多く上がっている。
それは同日に福田栃木県知事からの要請としてコロナウイルスの感染予防は今が瀬戸際の状況と、自粛要請があったことが背景にある。

福田栃木県知事の要請:
「県民や事業者のみなさまへのお願いです。引き続き、県民のみなさまには、3つの密、密閉・密集・密接を避けること、また、そのような場を作らないような工夫をお願いいたします」(本文抜粋)

2020.4.4(土曜日)、巴波川添いの狭い通りや巴波川橋地点等にて、多数の人々の集合と停滞が見られた。多くは大人、観光客の若者。学生、生徒さんの姿はなし。屋外といえど「密集を避ける、そのような場を作らない」が原則だ。
栃木県内でもすでに17名の感染者が確認され、県民の間で慎重な行動が求められている。
全国での感染拡大の事態も警戒を強める所以である。

はて、学校はひと月もの間一斉休校となり、子供さんたちはストレス、不便を感じながらも頑張っている。本当によく自宅待機等を守って耐えている。しかるに、大人が「皆さんに元気を与える」などと、的外れな人寄せや外出推進を行っては子供たちにも示しがつかないだろう。
人が集まれば新型コロナウイルスが元気になる。
平日はさほど人の出は多くないが、週末に人の集合、停滞が見られた以上「巴波川の鯉のぼり」は公衆衛生・感染予防上、早々に撤去されることが望ましい。
飾りつけは「蔵の街遊覧船」等によって行われたが、栃木市の観光協会は「NPOがやっていることで私たちは関与しない」という対応だった由。遊覧船がコロナの影響で休止となっているのに、ちぐはぐな対応である。

栃木県の今までの感染状況は、県外からのウイルス持ち込みと、いい年した大人(若者が中心ではない)の感染(問題のさなかの海外旅行など)が中心。
皆が感染を予防しようと努めているさなかに、原理原則を破ってもらっては困るのです。
以上

管理人
2020.4.5

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