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栃木市3月議会で分かったこと その3 公園使用料大幅減額? [栃木市の市政・栃木県の施政]

栃木市3月市議会でわかったこと。その3 
岩舟サッカースタジアム、栃木市全面敗訴の結果を受けて、 
栃木市は岩舟サッカースタジアムの使用料を大幅に減額する条例を提出。

何故?拙速に企業への優遇処置を打ち出すのか?裁判で事業の公益性は無いと判断されたのに。裁判で全面敗訴した、間違えた人たちが繰り出す政策は正しいのか?
本来なら人事を刷新して取り組むべきはずなのに。

今回の改正案によると、従来の設定使用料1350万円は380万円に減額される。
土地の評価を見直し、長期利用を考慮して算出された金額とのこと。
(橋本真一都市建設部長答弁)
土地の評価は「近傍宅地の固定資産税評価額」を基準にした由。
従来と比べて、岩舟の土地評価額が大きく変わるはずはなし。
大幅値下げの主要因は、「行政裁量による長期利用割引率」と判断される。
これはいくらか?妥当な評価なのか?土地の評価基準は市内全ての公園に等しく適用されるのか?

「市内全ての都市公園において、土地評価額を使用料に反映させることが公平であり、適正であると考えられるため、条例を改正する」と大川秀子市長は答弁した。
それでは市内他の全ての公園の使用料もこのタイミングで改正されるのでしょうか?同じ基準で見直しが行われなければ整合性を欠く。岩舟ばかり10年長期の貸し出し期間は妥当なのか?総合運動公園等の業務委託は4年毎の更新だったはず。

栃木市民の財産たる運動公園用地を超安値で一民間企業に貸し出す。それも例外的に10年に渡る長期間。一民間企業に対して利益供与をするものであれば、栃木市の財務会計の収益に損害を与えると同時に、財務会計の公平性と透明性に対する不当行為となる。
使用料の基準となる土地の評価額と、行政裁量による割引値引きについては、その根拠と妥当性を十分検証して明確に示して頂きたいですね。
またまた、裁判になって敗訴したら面目丸つぶれ。。。
以上

2024.3.9
管理人

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栃木市3月市議会でわかったこと。その2 [栃木市の市政・栃木県の施政]

栃木市3月市議会でわかったこと。その2 
岩舟サッカースタジアム、栃木市全面敗訴 

岩舟サッカースタジアムにつき、企業に貸し付けた公園の使用料と固定資産材を免除するという栃木市の施策は違法・事業に公益性は無いと高裁で断じられ、栃木市は全面敗訴。
さて、敗訴判決を受けた栃木市は、市がサッカースタジアムを利用した場合、料金はかからないとされていた約束事を改め、すでに利用した分を企業にお支払いしましょうという案が出されていました。現在は一旦保留中の由。かつて事件になった株屋の損失補填という言葉が思い出されます。
企業との覚え書きで無効とされた項目は違法とされた項目。
企業から請求もなく、無料とされていた何度かの利用料を今になって栃木市が支払う根拠はありません。民間の一企業に対する「利益供与」ではないか?と、議会で指摘されています。
(続く)

管理人

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懲りない栃木市、全面敗訴に反省の色無し [栃木市の市政・栃木県の施政]

栃木市3月市議会でわかったこと。

岩舟サッカースタジアム、
「真摯に受け止める」は嘘?
懲りない栃木市、全面敗訴に反省の色無し。
公益が認められない事業、一民間企業にまたまた特恵、利益供与か?
詳細は次回に。。。

管理人
2024.3.3
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