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栃木県 新型コロナウィルスの感染者数 [世相・ニュース]

新型コロナウィルスの感染拡大につれ、栃木県、そして国による全国一律の緊急事態が宣言され、栃木市もそれに続きました。
2020年4月22日、栃木県内のコロナ感染者は52人と確認されています。
特に多いのが 「栃木市」
当初、栃木県は感染者の所在地を県北、県南などとしか公表しませんでした。しかし、多くの市民の声に折れて、市町名を公表するに至りました。
最初から情報を公開して、正しく怖れていればもっと感染は抑えられていたかもしれません。
市民の危機意識と自粛行動が感染拡大を止めるために求められる由。それには情報の開示は必須。
以前、栃木県の隠ぺい体質に警鐘の記事を書きました。下記に写しを再掲載いたします。

管理人
2020.4.23


(下記再掲載):
「ノロウィルスをめぐって、栃木県保健福祉部健康増進課の対応、隠蔽体質への批判が高まる」

毎年、この季節になるとノロウィルスが猛威を振るいます。
下痢・嘔吐などを引き起こす感染性胃腸炎。感染力が強く、口からウィルスを取り込むことによって感染します。有効な感染防止は手洗い。嘔吐物の後の処置は塩素系洗剤での消毒が有効、アルコール消毒は効かないそうです。
栃木県も例外ではなく、毎年学校、高齢者の福祉施設、食堂などで感染被害が確認されています。

先日、浜松市の複数の小学校で、ノロウィルスの多数感染が報じられました。
市保健所、教育委員会は感染源を調査、多数感染の学校名、所在を明らかにして二次感染の防止に努めました。ウィルスの感染経路や性質を考えると、身近な危険を人々に十分認識してもらい、感染防止に努める必要があるからでしょう。
千葉、その他の地域で感染が確認された時も同様の対応でした。(後に広島も同様に公表)
ノロウィルスは、O157などの特定指定感染症ではなく、予防に努め感染後は正しい処置を受ければ「むやみに」恐れる必要はないのです。

しかるに、栃木県では学校・高齢者施設での感染の折、きちんとした公表は行なわず、「県北」「県南」の施設で「何名の感染があった」程度の公表です。学校名は勿論、市町村まで隠しています。「県北、県南」では広範で、どこかで起こったよそ事にしか感じませんね。一方、私立の病院、飲食店などで感染が起きた場合は、施設名・所在地を公表している。この点もおかしい。ちぐはぐで理解不明。
さて、「何故、感染の所在を隠蔽するのか?」との問いに、栃木県の職員は「感染地を明らかにすると特定の個人が明らかにされる心配があるから」と。
物笑いの種です。
毎年、全国で何万名もの感染が認められ、特別に偏見をもたれるウィルスでもないのに、
風邪のウィルスで誰がプライバシーを明かされ、偏見を持たれるのかと同じ感覚でしょうに。
全国のどこでもそんな問題は発生していないし、問題も懸念されていません。
頭の古い栃木県保健福祉部健康増進課の体質、啓発とは程遠く、ウィルス感染の被害を止める努力を怠り、事務所の中だけの奇妙な意識にとらわれ、結果、仕事をしているふりだけ。

こんなことでは新型インフルエンザの人から人への感染が広がる事態が起きると、感染被害を抑える為の対応はとれないでしょう。
頭の古い役に立たない幹部職員には早々お引き取り頂き、人事を一新。福田県栃木県知事には県民・市民のためになる政策を行なって欲しいものです。
以上
管理人
2014.01.20
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