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しもつかれ  [栃木の名産(食べ物)]

栃木で昔から食べられている料理。健康的な発酵食品。
節分の後の初午に食べる習慣です。
昔から初午の日、お稲荷様にお赤飯としもつかれ、旗を上げました。

材料:(目安)
鮭の頭(中一つ)・
大根(大2本)・
にんじん(中2本)・
炒り大豆(豆まきの後、1袋)・
油揚げ(2枚)・
酒粕(350~500グラム)、
醤油(鮭の塩との加減でお好みの味に整える程度)
(旬の季節が終る頃の始末の料理と言えます)

作り方:(目安)
鮭の頭を茹でこぼして適度に塩抜きしてから、骨が柔らかく崩れるなるまで多めのお湯で茹でます。そこへ、鬼おろし(写真)
鬼おろし
でおろした大根とにんじん、皮をとって砕いた炒り大豆、小さく細切りした油揚げを入れてじっくり煮込みます。鍋底が焦げないようによくかき混ぜながら、中火から弱火に調整しながら煮込みます。大根とにんじんをすり金ではなく鬼おろしでおろしているので、固形の食感が全然なくなってしまうまで煮込んでは意味がありません。水分がそこそこ飛んで煮えたところに酒粕を入れ、絶対に焦げないようによくかき混ぜながら酒粕の形が無くなるまで弱火で煮ます。
しもつかれ 煮込み中
流動食のような仕上がり。熱が冷えてから食べます。
保存は冷蔵庫で、お早めに。

材料の分量、作り方、仕上がりの水分の多さなどは家庭によって異なり、それぞれの味となります。
親戚、友人、ご近所などと交換して楽しみます。
7件のお家のしもつかれを食べると、風邪をひかないと言われています。

以上
管理人
2014.2.5
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