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栃木市の防災水防計画とオランダの都市計画 [管理人より]

以下、情報を共有いたします。

豪雨、浸水被害の根本的な対策、栃木市は無策?オランダの都市がすばらしい。
栃木市も見習って頂きたい。

市議会だよりを見て、豪雨対策に関する一般質問に対して、福田危機管理監が答弁。
「災害に強いまちづくりの推進、安全安心に暮らせる防災力の高いまちづくりをすすめる。道路、河川、橋梁の機能強化など、ハード対策を進めていく」と。
具体的にどんな施策か?市ホームページの「防災計画」には防災組織の系図や市内の河川等の状況、護岸水防等の記載はあるが、肝心の対策の中身が見られない。
栃木市内で昔からくらす人々は言う。
田んぼ、畑、緑地は消えコンクリートで固められてしまった。、降った雨は一度に河川に流れ込む。町の浸水域は広がる一方。市の施設、民間の大型商業施設に雨水対策はほぼ施されてはいない。

オランダのロッテルダム、ファンケンブルグ等の都市政策は素晴らしい。テレビの報道にもあった。まち全体で水を受け止めるというコンセプト。
雨水貯留機能などのある都市緑地を拡大、
洪水常襲地域での建築禁止、行政・民間事業者・市民が一体となって、水害対策、都市開発を行っている。
ロッテルダムでは市内各所に水を貯めるスペースを設置。普段は娯楽目的の広場、公園、大雨時には貯水地となる。雨水を一時的に吸収するグリーンルーフ、貯水機能を備えた駐車場、道路舗装に浸透性のある素材。個人の私有地を土に戻したり、コンクリートを緑に戻したり、雨水タンクを設置。その費用を市が補助する。

ファンケンブルグでも“流域治水”を実践。
流域の水があふれた時に遊水地など水を受け止める場所を多数確保。“貯水池”として利用できるようあえて低く作られている施設が多数ある。建物や施設には雨水を吸収する緑地や貯水槽が設けられている。新築の際には水設備を義務付けるよう建築基準を変更。水害対策を企業や市民と共に進めている。

以上
管理人
2021.11.26




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