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栃木市の中学校卒業式、時代遅れの慣習 [栃木市(近郊)の些事・話題]

ケーブルテレビで栃木市内、中学校の卒業式の様子を視聴しました。
毎年、こんなことやっているのでしょうか?
教育委員とか来賓、保護者の大人たちは誰もおかしいと思わないのでしょうか?

壇上で校長先生が卒辞のメモを棒読み。5分程度の短い挨拶なのに。
卒業生たちの顔を見て、自分の言葉で語りかけることもなし。
いい歳した役職にある教育指導者がこの有り様とは、実に嘆かわしい。
一語一句、予定した文の通り話す必要などないでしょう?
教える立場ではなく習う立場の人が学校の長、反面教師ですね。
ちなみに、県立栃木女子高の記念式典の時には、元同校の校長先生だったという来賓の女性が、10分以上の挨拶を堂々とメモなしで皆さまにお話ししていました。
社会に出て、会議、会合、式典、プレゼンテーション等、人の前でお話する場面は増えます。学生の時から人前で話し表現する習慣は身につけておく必要がありますね。

それから、卒業証書授与にあたり、卒業生たちは皆揃って同じ動作。歩く速度、曲がる、礼をする、等、どの生徒さんもからくり人形の様。極めて滑稽。学校、教師によって作られたフォーメーションか。言われたことを言われた通りに正確に行うことばかりに重きを置き、臨機応変、自分で考え行動し表現する教育はなおざり。これからの時代に活躍できる人材を育成できるのでしょうか。特に海外では自分の意見や考えを表せないと相手にされない。日本での肩書など紙屑くらいということもあたりまえ。
no war  cat

管理人
2022.3.27


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