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栃木県、巴波川改良工事(栃木市浸水対策) [栃木市(近郊)の些事・話題]

栃木市内、巴波川改修トンネル工事につき、
栃木市内、市役所本庁舎以北付近から学悠館高校付近まで、地下10メートルに直径5.5mのコンクリート配管を通し、巴波川の水の一部を従来の水流とは別のルートで流す計画と聞いていますね。
私たちが不安を覚える内容について栃木県に確認された方からお話を伺いました。
下記にご報告いたします。

Q:地震でコンクリートの配管が破損し、漏水、トンネル上付近の地上で地盤陥没は起きないか?
A:震度7程度の地震でも大丈夫なように設計してある。また、万が一、破損があっても、排水管の中の水量を内部複数個所に設置してある計器によってチェック可能なので、どこで破損したかすぐに把握可能。栃木市内は地中に地下水が多く、配管内の水が外部へ漏出するより、地下水が配管内へ浸水すると考えられる由。

Q:排水管は単体? 人が入れる点検通路の付帯は?
A:排水管だけ。水が空の時(流していない時)、排水路の中を人が目視で点検できる。

Q:放水口付近の学悠館以南、下流で水が溢れる心配は?
A:国道50号付近まで河川を整備の後に稼働。沼和田地区の土手等、低い所は整地する。

Q:排水管内部の水圧が高くなり、大丈夫か?
A:設計・利用経験済、頑丈な構造。

Q:吸水入口、 排水出口、水門の設置は?
A:出口は水門無し、入口には水門あり、大きなゴミはフィルターで細かい泥等は除塵機で異物を除去。

Q:排水路の中に土砂が堆積して詰まる心配は?
A:入口で異物を除去する上、排水口は幅15メートル程の竪穴で、重機をトンネル内に降ろすことが可能。水を入れない時に内部の清掃は可。

Q:放水はどのように行われるのか?
A:排水管内部が満水になると、垂直に立ちあげられた出口に水が上がり川に放流される。

Q:2019年10月の台風19号と同等の雨量を想定、栃木市中の浸水は完全に防ぐことが可能か?
A:地下水路を整備しても市中の浸水は防ぐことはできない。浸水の程度が軽くはなる。別途、栃木市が貯水池等を整備する必要はあり。

Q:水生生物への影響は?
A:明確な知見は無い様。

関係者のみなさま、ありがとうございます。
なお、上の内容はお聞きした内容なので、詳細については別途関係部署にお尋ねください。
以上

#no war:
no war  cat

管理人
2022.4.6


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